従来のSI住宅の必要階高に比べ10cm程度削減が可能で、建物全体重量、躯体建設コストの縮減が可能です。 従来のSI住宅に比べ、床下空間の圧縮により、床下地の工事費を約20%削減することが可能です。 1住戸内の約65%のエリアに排水を要する設備の設置が可能で、設計・改装の自由度を大幅に高めます。 バルコニー側(南面)のスラブを厚く(300mm以上)することで不利になりがちなリビングルームなどの大きい面積の居室に有利な重量床衝撃音対策となります。
先般、大阪府内の某物件(地上4階建・延床面積1,650m2・20戸の集合住宅)全住戸で採用され、施工を完了しました。この物件では、スラブ厚を300mm,250mm,200mmの3種類とし、住戸の約1/3ずつの割合で配置しました。また、この工法では、スラブ厚300mm・250mmの部分にはボイド型枠材を敷設しています。
なお、この施工では、同時に振動性能、床衝撃音遮断性能の計測、短期載荷試験を実施し、更に長期載荷試験を継続実施しています。これらを通じ、「ステップ・スラブシステム」の構造設計に使用した格子梁解析手法の適合性を確認し、また、応力・変形等の特性を把握しました。これらの試験を通じ、振動性能が要求基準を満たしていること、優れた重量床衝撃音性能を有することを確認しています。